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    授業内容詳細

 貿易金融論
   Theory of Trade and Finance
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際ビジネス科目群
担当者 高砂 謙二(教授)
グレード G3
テーマ 貿易金融の全体把握
キーワード 貿易取引,外国為替,貿易実務,為替予約,デリバティブ
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業は、貿易における金融取引の制度や仕組を理解させることを目的とする。そのために、国内取引とは異なる諸規則や商慣習を前提とした、国際商取引に関する契約や規則、商慣習等の知識を修得させる。具体的には、貿易取引の各段階を説明し、一連の貿易取引(信用状ベース取引、信用状なし取引、送金ベース取引等)の流れを把握したのち、各取引での資金需要に対する対応策について解説する。また、実際の貿易金融における事例等を取り上げて理解を深める。
履修条件 国際学部専門教育科目・専門発展科目 (3年次以降履修科目)
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目を履修することで、DP1のグローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけ、DP3の4. 異なる価値観や文化的背景をもつ他者と協力し、社会の一員として活躍できる能力と生涯にわたる就業力を身につけることにつながると考えられる。この科目はCPに基づき、国際コミュニケーションコース・グローバルキャリアコースの専門発展科目として位置づけられている。
学修の到達目標 わが国は、天然資源に恵まれないため、資源を輸入し、付加価値を付け、輸出することで、大きな経済成長を遂げてきた。日本の企業構造に注目すると、経済の活性化には、中小企業の活性化策を検討することが必要不可欠である。この授業は、貿易における金融取引の制度や仕組を理解させることを目的とする。そのために、国内取引とは異なる諸規則や商慣習を前提とした、国際商取引に関する契約や規則、商慣習等の知識を修得させる。
授業の方法 授業用のパワーポイント資料に則して授業を行う。また、適宜レジュメなどの資料を配布する。授業は講義形式を基本とし、小テスト(小テストの結果は講義内で口頭にてフィードバックを行う。)やディスカッションを通じ知識理解の定着を行い、学期末には、期末試験を実施する。
授業外の学修(予習・復習等) 常日頃から新聞・ニュース等で授業に関連する情報収集を行い、事前に基礎的な関連知識等は参考書等で事前学修すること。復習については講義ノートで授業外の学修を行うことが望まれる。
テキスト・参考書 参考書:
来住哲二『基本貿易実務』(同文館出版、十訂版、2003年)
家森信善『はじめて学ぶ金融のしくみ』(中央経済社、第4版、2013年)
川本明人『外国為替・国際金融入門』(中央経済社、2012年)
成績評価の基準・方法 評価方法:期末テスト60%、小テスト40%
判定基準は以下のとおりである。
秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
この科目の履修にあたって この授業では専用のノートを必携し、必要に応じてメモを取るようにすること。また、近年の事例を取り上げるため、常日頃から新聞・ニュース等で関連の情報収集に努めること。また、事前に基礎的な関連知識等は参考書等で事前学修すること。復習については講義ノートで授業外の学修を行うことが望まれる。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス

講義の概要と今後の授業の進め方について説明を行う。

第2回 日本経済における貿易の役割

日本経済の歴史とデビッド・リカードが提唱した比較優位論から貿易の役割について解説する。

第3回 外国為替の基本(1)

貿易取引に欠かせない外国為替の基本構造と為替変動要因について解説する。

第4回 外国為替の基本(2)

貿易取引に欠かせない外国為替の基本と国や企業に与える影響について解説する。

第5回 貿易の全体構造把握:輸入(1)

輸入取引における信用状の仕組みと役割、取引全体の流れを解説する。

第6回 貿易の全体構造把握:輸入(2)

信用状なしの取引(D/P,D/A)と外国送金の仕組みと役割、取引全体の流れを解説する。

第7回 輸入金融(1)

信用状ベース取引とそれに付随する輸入金融の種類と仕組みについて解説する。

第8回 輸入金融(2)

信用状なしの取引(D/P,D/A)と外国送金に付随する輸入金融の種類と仕組みについて解説する。

第9回 貿易の全体構造把握:輸出編(1)

輸出取引における信用状の仕組みと役割、取引全体の流れを解説する。

第10回 貿易の全体構造把握:輸出編(2)

信用状なしの取引(D/P,D/A)と外国送金の仕組みと役割、取引全体の流れを解説する。

第11回 輸出金融(1)

信用状ベース取引とそれに付随する輸出金融の種類と仕組みについて解説する。

第12回 輸出金融(2)

信用状なしの取引(D/P,D/A)と外国送金に付随する輸出金融の種類と仕組みについて解説する。

第13回 貿易金融の事例研究(1)

長期輸入為替予約の企業会計における問題について、実際の裁判事例を基に解説する。

第14回 貿易金融の事例研究(2)

貿易取引の電子化問題と貿易金融EDIの現状と課題について解説する。

第15回 総括

授業全体の総括を行う。