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    授業内容詳細

 Contemporary Economic Issues
   Contemporary Economic Issues
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際ビジネス科目群
担当者 G・バルダス(教授)
グレード G3
テーマ 英語で世界経済の現状と将来の見通しについて勉強する。
キーワード population,food,energy,climate change,water,trade,investment,economic development,technological change,urbanization
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業は英語のみで行われる。授業では、グローバル化が進展する現代経済における様々なトピックを英語で講義する。具体的には、テキスト、英字新聞、インターネット等を活用し、グローバル金融危機や欧州債務危機が日本経済や世界経済に及ぼした影響等を取り上げる。この授業を通して、国際ビジネスの現場で活躍する際に必要な国際経済に関する専門知識を英語で身につけるとともに、英語で国際経済に関して説明できるようになる能力を修得することを目標とする。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。

1. グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
2. 英語を中心として、国際コミュニケーションに必要なコミュニケーションのツールとスキルを活用する能力を修得している。
3. 国際社会の多様性を尊重しつつ、同時に自己のアイデンティティをもって行動することができる能力を修得している。
4. 異なる価値観や文化的背景をもつ他者と協力し、社会の一員として活躍できる能力と生涯にわたる就業力を身につけている。
学修の到達目標 この授業の学修の主な目標は「世界経済の現状と将来の見通し」ついて英語で考えて、英語で説明できるようになることです。この目標を達成するために、授業では以下の力を身につけるようにしたいと思います。

1. 世界経済のデータを英語で読んで、分析できる力
2. 世界経済の現状について英語で考えて、英語で説明できる力
3. 世界経済の将来の見通しについて英語で考えて、英語で話せる力
4. 英語でコミュニケーションできる力

さらに、この授業では、主なトピックスについてディスカッションも行い、留学生と日本の学生の交流やコミュニケーションできる機会も作りたいと思います。
授業の方法 この授業はすべて英語で行います。授業では、あらゆる問題についての実際のデータ・情報を紹介し、経済・社会の現象を教え、学生が関心を持ったポイントについての意見・考えを自由に発言する対話形式を取りたいと思います。さらに、グループワークで、世界経済の諸問題を解決する政策をディスカッションによって導いて、提案する機会も設けたいと思います。
 授業の内容を大学のWEBページのLearning Portalに掲載され、授業中でも授業前後でも確認できます。授業中に、学生が「練習問題」を解いて提出します。提出された練習問題を毎週、採点して、取得された点数をLearning Portalにアップするので、学生が確認できます。100点満点未満の場合、再提出できます。練習の点数を成績に反映させます。提出された課題のなか、特に、大事な誤りがあれば、次の授業で同タイプ問題を解説して、フィードバックします。
 学生が自信を持って、コメントや質問しながら、自由なディスカッションを促したいと思います。英語が未熟で誤りがある場合でも、恥ずかしいことではなく、逆に、誤ることによって学べるチャンスになると思います。
 この科目の合格条件の一つとして、「最終レポート」を書いて提出することです。最終レポートのテーマは世界経済についての関心を持ったトピックを学生が自由に選べます。レポートはA4サイズの用紙、2枚にまとめて提出することを求めます。詳細を授業で案内したいと思います。
授業外の学修(予習・復習等) 学生が自分で世界経済についてのデータをインターネットなどから検索し、自由に研究活動を行い、最終レポートを作成し、提出することを求めます。必要があれば、データベースや情報源を紹介したいと思います。例えば、世界経済のデータや専門家による分析レポートは「worldbank.org」(世界銀行)、「imf.org」(国際通貨基金)、「un.org」(国連)、「eia.gov」(アメリカエネルギー情報局)といったサイトから読むことができます。参考にしてください。

更に、インターネットからでもできるだけ毎日、英語でニュースを読むことも望ましいです。以下のサイトはお勧めです。
「cnn.com」、「bbc.com」、「bloomberg.com」、「time.com」
テキスト・参考書 資料を配分します。

参考書: 
 ①「The Geography of the World Economy」Paul Know, John Agnew & Linda McCarthy
 ②「The World Economy」Frederick P. Stutz and Barney Warf
 ③「World Development Indicators」World Bank Group

上述①~③を購入する必要がありません。関心があれば、図書館で借りてください。
成績評価の基準・方法 成績評価は以下の通りである。

点数の合計=積極的な参加の点数+授業時の練習問題の点数+最終レポートの点数

積極的な参加の点数=30点満点(18点以上が必要)
授業時の練習問題=40点満点(24点以上が必要)
最終レポートの点数=30点満点(18点以上が必要)
この科目の履修にあたって 「Contemporary Economic Issues」では英語で世界経済について勉強するため、特に、「貿易会社に務めたい」、「外資系会社に務めたい」、「旅行会社で働きたい」、「大学院に進学したい」、「海外でボランティア活動をやってみたい」と思っている学生に是非履修してみてください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 授業の案内

授業の計画、授業の内容、単位の修得条件などについて案内する。

第2回 世界経済の現状と将来の見通し

この10年間、世界経済に大きな変化があった。2008年のアメリカの金融危機、2010年のEUの危機、2012年からの中国の経済減速は世界経済に悪いインパクトを与えた。これに対して諸国が刺激政策を実施して経済が回復した。さらに、2014年からシェールガスの革命によって、エネルギーの市場に大きな変化が見られる。2017年から世界経済の成長率が高まり、アメリカの利子率が高くなっている。これからは経済はどうなるか。このようなトピックスについて考えながら、世界経済の現状をデータに基づいて分析したいと思う。さらに将来の見通しについても考えて見たいと思う。

第3回 国際人口の移動

経済的な理由や戦争による人口の移動が諸国の経済社会に大きな影響を与えている。人口の移動のデータを見ながらそのインパクトを考えたい。

第4回 世界の資源

土地、金属、エネルギーの分配について勉強する。特に、資源が豊かな国と資源が少ない国の経済はどのように異なった経済構造を持つかについて勉強する。

第5回 エネルギー

燃料(石炭、石油、天然ガス)の国際市場に大きな変化が見られる。特に、2014年からシェールガス革命によってエネルギーの供給が増えている。風力や太陽光などの再生エネルギーの技術も進んで、生産コストが減少して、エネルギーの価格に大きなインパクトを与えている。さらに、世界経済の成長率が高まる中、エネルギーの需要も増えている。世界市場の供給と需要の変化によって、エネルギーの価格が変わってくる。エネルギー市場の変化が世界経済に与えている影響について勉強する。

第6回 世界の貿易

食料、エネルギー、金属、機械、自動車などの貿易の流れについて勉強する。貿易の流れと共に国際価格の動向について勉強する。

第7回 外国投資

短期において投機的な目的で動く「金融投資」と長期において財・サービスの生産のための「直接投資」の世界の流れについて勉強する。さらに、資金の流れが為替レートにどのような影響を及ぼすかについて勉強する。

第8回 自由貿易協定と貿易同盟

2国間の自由貿易協定、多国間貿易協定が平行に展開して、諸国がある財又はサービスのグループに特化して、諸国の経済の構造に大きな影響を与えている。自由貿易のメリットとデメリットについて勉強する。

第9回 地球温暖化と気候変動

世界経済が成長するなか、エネルギーの需要も増えて、二酸化炭素の排出量が増加し、地球温暖化が発生している。さらに、気候変動、水不足が発生して、水源のコントロールするための紛争も発生する可能性もある。気候変動に対してどのような政策が実施されているか、特に、「パリ協定」が何かについて勉強する。

第10回 教育・研究開発・経済発展

教育投資と研究開発で世界が大きく変わっている。教育は生活水準の向上のカギであり、研究開発によって新しい技術が発見され、生産性が上がり、世界経済が成長している。どのような新しい技術があるるか。どのような国で生み出されているか、技術進歩が経済・社会をどのように変えているかについて勉強する。

第11回 経済危機と経済政策

世界経済のビジネスサイクルによって不況と好況が発生したりする。好況状態にあった経済が突然、経済危機・金融危機が発生して経済が不況に陥る。例えば、1998年のアジアの金融危機、2000年のインターネットバブル崩壊、2008年のアメリカの金融危機、2010年のEU金融危機、繰り返して危機が「移動」しながら発生していく。このような経済の変動がなぜ起きるか。近い将来に経済危機が起こりうるか。諸国の政府または中央銀行がどのような政策を実施して経済を安定化させようとしているかについて勉強する。

第12回 経済発展と都市化

諸国の経済が発展することと共に、人口が都市に集中して、都市化が進んでいる。都市化によって発生する大気汚染、病気の伝染、渋滞といった問題んに対してどのような政策が必要であるか。諸国の政府の都市化に対する政策を確認しながら、上述の問題について考えたい。

第13回 貧困問題と所得の格差

諸国の貧困状態につてのデータを基にして、貧困を起こす要因、貧困を無くす政策、所得の格差についてディスカッションをしたいと思っている。

第14回 ミレニアム開発目標

国際社会の共通目標である「ミレニアム開発目標」の中、極度の貧困と飢餓の撲滅、初等教育の完全普及の達成、ジェンダー平等推進などはどのような程度、どの地域において達成されているかについて勉強する。

第15回 最終レポートの提出とディスカッション

グループワークで学生が作成した最終レポートの内容についてディスカッションを行う。