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    授業内容詳細

 テクニカルライティング
   Technical Writing
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・コミュニケーション科目群
担当者 赤城 永里子(准教授)
グレード G3
テーマ 仕事を始めてから必要になる文書を書く練習をしよう!
キーワード ビジネス文書
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業では、論理的に物事を考え文章を構成するという、社会で必要とされる能力を身につけることを目標とする。そのために、読み手に伝わり、説得力のある文書を書くための語彙や表現の選択、論理的展開や段落構成の技術を学修する。また、グループワークを通じて、協働する方法や姿勢を身につけると同時に、グローバルビジネスの場で起こりうる、非日本語母語話者との日本語に関連するトラブル等のケーススタディーを通し、異文化コミュニケーションや異文化理解の能力を育成する。
履修条件 特になし
科目の位置づけ(DPとの関連) 本科目は、多くの学生の母語である日本語でのコミュニケーションで、円滑かつ良好な人間関係の維持・構築に必要な要素を学修するものであり、国際学部のDP(2)「英語を中心として、国際コミュニケーションに必要なコミュニケーションのツールとスキルを活用する能力を修得している」と密に関連のある科目である。
学修の到達目標 この授業では、説得力のある文書や読み手に配慮した文書を書く能力を身につけるために、まず論理的に物事を考え、その考えを確実に伝えるための作法や技術を学修する。後半の授業では、グループ単位で、実際の文書(広報文書)の作成及び討議・発表を行う。このグループワークと通じて、自身の文章に対する他者の印象や把握度の相違等客観的な評価が得られるとともに、他者との協働や実践力を身につけることができる。
授業の方法 当日の授業の目標と内容を明確化するため、授業冒頭で関連する実例を示しながらウォーミングアップを行う。その後、講義により基本的な知識や考え方を学修した後に、講義内容を実践するための授業内課題を履修生に課す。また後半の授業では、積極的にグループワークを採用し、協働して課題に取り組み、発表、評価を行い、理論と実践の両面を取り入れた授業を展開する。なお、日本語母語話者と非母語話者が、日本語の文書を通じてビジネスを行う際に起こりうる問題点を、異文化間における人間関係の摩擦の実例として適宜紹介する。
授業外の学修(予習・復習等) 授業で課した課題を確実に完成させてから授業に参加することが求められる。
テキスト・参考書 参考書:
照屋華子『ロジカルライティング:論理的にわかりやすく書くスキル』(東洋経済新報社、2006年)
北山環『ビジネス場面におけるポライトネスの考察:アメリカ・イギリス・日本映画に表れる依頼・対立・謝罪表現の分析』(大阪教育図書、2014年)
成績評価の基準・方法 評価方法:期末テスト50%、授業内課題30%、小テスト20%
判定基準は以下のとおりである。
秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
この科目の履修にあたって 社会に出ると、突然当然のように様々な文書を書くことが求められます。仕事を始めてから必要になる文書を先取りで学修しましょう。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 イントロダクション

授業の目的、進め方の説明を行う。社会に出てから必要とされる文書の種類を理解する。口頭での情報伝達と文書での情報伝達の差異について学修する。

第2回 ロジカルライティング(1)

実例をもとに、説得力のある文書について分析し、討論する。

第3回 ロジカルライティング(2)

説得力のある文書を書くために必要な文書設計方法を学修する。

第4回 ロジカルライティング(3)

説得力のある文書を書くために必要な語彙・表現の選択方法を学修する。

第5回 ロジカルライティング(4)

説得力のある文書にするために必要な資料の選び方とその見せ方を学修する。加えて、より効果的な表記方法を学修する。

第6回 ロジカルライティング(5)

論理的に説明するための方法を学修する(伝達型報告書等)。

第7回 ロジカルライティング(6)

論理的に説明するための方法を学修する(説得型意見書等)。

第8回 効果的に見せる文書を書く(1)

実例をもとに、魅力的な文書とその理由を討論する。

第9回 効果的に見せる文書を書く(2)

広報資料作成の基本的な作法を学修する。効果的に説明するための語彙の選択を学修し、効果的なレイアウトを考える。

第10回 効果的に見せる文書を書く(3)

日本語と諸外国語のウェブ上の広報資料を用い、差異を認識し、よりよい広報資料とは何か考える。グループワークにより、広報資料を作成する。

第11回 効果的に見せる文書を書く(4)

グループワークにより広報資料を作成し、プレゼンテーションの準備を行う。

第12回 効果的に見せる文書を書く(5)

プレゼンテーションを実施し、履修生と教員による合評を行う。

第13回 文書作成を通しての異文化理解(1)

ビジネスメールを例に、他言語と日本語による文書の書き方における差異を学修する。

第14回 文書作成を通しての異文化理解(2)

読み手に配慮した表現の選択を学修する。非日本語母語話者の書く文書に含まれる問題点を理解する。

第15回 総括

授業全体の総括を行う。