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    授業内容詳細

 国際人権法
   International Human Rights Law
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際理解科目群
担当者 安藤 由香里(講師)
グレード G3
テーマ 国際人権法に関する基礎知識および具体的な適用
キーワード 自由権,社会権,差別の撤廃(人種および女性),外国人の権利,子どもの権利,障がい者の権利
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業では、国際人権法に関する基礎知識を得るとともに、市民生活および企業活動等具体的場面への適用を考察する。具体的には、第1に国際人権法の基礎知識として人権に関する国際文書(宣言・条約等)の全体像とその仕組みを、第2に国際人権法が規定する内容を、自由権、社会権、差別の撤廃(人種および女性)、外国人の権利、子どもの権利、障がい者の権利等個別分野を、第3に、日本および世界での具体的事例を取り上げ、国内基準と国際基準のギャップ、侵害の防止及び救済策等について学ぶ。
履修条件 国際社会と法および国際協力法の履修者が望ましい。
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。1. グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
学修の到達目標 この授業では、国際人権法の課題解決に向けて構築されてきた規範および制度を学び、国際社会でのキャリア形成に必要となる柔軟な問題解決型の思考を修得することを目標とする。国際的な協力枠組を必要とする分野で、どのような国際人権法規範が形成され、どのような制度が確立されてきたのかを学び、これらを複合的に活用し課題を解決するための可能性と限界を理解する。
授業の方法 授業前半では教科書に則して国際人権法の基礎知識の復習および個別分野について授業を行う。その際、最近の事例・判例を盛り込んだレジュメ等の資料を配付する。授業後半の時事問題の考察では、必要に応じて、現状を確認できるような映像教材を活用し、履修生の理解を確認しながら進める。毎回の授業では授業内容に関する問いを課し、授業終了時にリフレクションペーパーを提出する。リフレクションペーパーは次回授業時の振り返りに活用し、授業の双方向性を確保する。

授業外の学修(予習・復習等) 授業において課された課題に取り組み、学修した内容の理解が深められるように努めること。
テキスト・参考書 教科書:
芹田健太郎、薬師寺公夫、坂元茂樹『ブリッジブック国際人権法(第2版)』 (信山社、2017年)

参考書:
薬師寺公夫、坂元茂樹、浅田正彦編集代表『ベーシック条約集』(東信堂、2017年) 
奥脇直也、小寺彰編集代表『条約集』(有斐閣、2017年)

成績評価の基準・方法 評価方法:期末テスト50%、リフレクションペーパー30%、課題レポート20%
判定基準は以下のとおりである。
 秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
この科目の履修にあたって
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 なぜ国際人権法を学ぶのか

国際人権法を学ぶ意義を考える。

第2回 人権はなぜ国際問題となったか

人権の発展経緯を学ぶ。

第3回 国際人権の中心理念を考える

国際人権の柱となっている中心的な理念を学ぶ。

第4回 世界各地の人権保障を考える

世界の人権保障体制を学ぶ。

第5回 さまざまな人たちの人権を考える

さまざまな背景の人たちの人権を学ぶ。

第6回 見過ごされてきた人たちの人権を考える

人権が保障されてこなかった人たちの人権を学ぶ。

第7回 武力紛争における人権を考える

武力紛争でどのような人権侵害が起こるか学ぶ。

第8回 国連の活動を見る

国連がどのように人権保護および促進を行っているか学ぶ。

第9回 国家報告制度を見る

人権条約に基づく国家報告制度について学ぶ。

第10回 個人通報制度を見る

人権条約に基づく個人通報制度について学ぶ。

第11回 国際的な刑事裁判を見る

国際刑事裁判所、旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所、ルワンダ国際刑事裁判所等について学ぶ。

第12回 国際的なNGO活動を見る

非国家政府組織(NGO)の人権活動について学ぶ。

第13回 人権訴訟を調べる

人権に関連する裁判例を学ぶ。

第14回 人権を守る人たちについて調べる

人権を擁護する人たちについて学ぶ。

第15回 国際人権法の未来

国際人権法の今後と課題について考える。