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    授業内容詳細

 人権の諸問題
   Modern Society and Human Rights
授業科目区分
共通教育科目・総合科目(学際分野)
担当者 金 泰明(教授)
グレード G2
テーマ 日本国憲法の人権理念と思想のエッセンスに迫る。
キーワード 普遍的人権概念,基本的人権の尊重,差別と人権,マイノリティの権利,近代的自由
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 日本国憲法は、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義を三大原理としている。授業では基本的人権の概念を具体的なテーマに沿って学ぶ。憲法の条文に込められた人権の意味と思想を理解するために、いくつかのキーワード(基本概念)をとりあげ検討する。生命、自由、幸福の追求、自己決定権、人間の尊厳、信教の自由、平和主義、民主主義などのキーワードを西欧近代哲学者の人権・社会思想に照らし合わせて理解を深めたい。
履修条件 日々の生活のなかで、新聞やインターネットを通して、現代社会で起こっているさまざまな事件や諸問題に関心を持って読んだり、調べたりしておくこと。また、日常的によい本・よい映画に触れること。
科目の位置づけ(DPとの関連) 本講義では、憲法に定められた人権の条項を、西欧近代哲学者や現代の思想家・政治哲学者たちの人権思想・社会思想と重ね合わせながら深める。
学修の到達目標 人権を自分の人生と生活に役立つもの(有用性)として、とらえる視点を養う。私たちの生活で起こるさまざま問題を考える際の「ものさし」として、憲法の人権概念を使いこなせるようになればしめたものである。
授業の方法 ➀毎回、与えられたテーマに沿って講師がレジュメを作成・配布する。教科書『いちばんやさしい憲法入門 第5版』の内容に沿って授業を進める。毎回の授業のテーマに該当する教科書の「章」を必ず読んでくること。読んで講義を聞けば、きっと理解が深まる。
②毎回の授業の終わりにコメントシートに質問・感想・要望などを書いてもらう。翌週の授業のはじめにコメントシートを紹介し議論する(双方向授業)
授業外の学修(予習・復習等) 毎回の授業の内容に関する教科書の「章」を熟読すること。
テキスト・参考書 テキスト:『いちばんやさしい憲法入門 第5版補訂版』初宿正宿他著、有斐閣アルマ
*テキストは、必読文献なので、必ず購入して毎回の授業に持参すること。
参考書:
①『共生社会のための二つの人権論』金泰明著、トランスビュー
②『人権は二つの顔をもつ』金泰明著、トランスビュー
成績評価の基準・方法 出欠は毎回取る。最終講義日に試験(設問と小論文)を実施する。試験は、①授業の内容の理解度(設問)、②自分なりの考えが示されたかを見る(小論文)。評価は授業への参加態度等が5割、期末試験が5割。授業中の問いに答え、コメントシートをしっかり書くのが肝要。
●期末試験は、人権に関する思想や社会の問題に関して、設問と小論文形式で実施する。試験は、①授業の内容の理解度、②自分なりの考えが示されたかを見る。
※配布プリント持ち込み可、電子辞書等持ち込み不可
この科目の履修にあたって 毎回、簡単なプリントを配布する。教科書は、関連する「章」を必ず読んで授業に参加すること。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンスと人権入門

人権の理念と「法」

第2回 外国人の権利

参政権と共生

第3回 子供の人権

校則は拘束?

第4回 自己決定権

自分の体は自分のもの?

第5回 プライバシー権

わたしの幸福と公共の利益

第6回 法の下の平等(1)

男女差別と男女平等

第7回 法の下の平等(2)

差別を考える

第8回 信教の自由

信じる自由と信じない自由

第9回 表現の自由(1)

ポルノ、監視カメラ、思想・良心の自由

第10回 表現の自由(2)

ヘイト・スピーチ(差別煽動)と表現の自由

第11回 生存権

生活保護とBI(ベーシック・インカム)を中心に

第12回 死刑制度

死刑存置と廃止の狭間で揺れる日本

第13回 人権と平和

人権の条件としての平和主義を考える

第14回 人権の現状

現場で活動する人権NGOのメンバーを招いて「人権の現場」の状況を聞き・学ぶ

第15回 総まとめと確認

授業全体をふりかって理解度を確認する。