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    授業内容詳細

 経済学
   Economics
授業科目区分
共通教育科目・一般教養科目(社会分野)
担当者 山垣 真浩(教授)
グレード G2
テーマ 戦後日本経済を時代区分で把握する
キーワード 経済民主化・戦後三大改革(復興期),特需景気(復興期),投資が投資を呼ぶ(高度成長期),都市圏への人口移動とその収束(高度成長期),オイルショック(安定成長期),プラザ合意(安定成長期),バブル経済の発生と崩壊,巨額財政赤字(長期停滞期),デフレーション(長期停滞期)
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要  戦後の日本経済を、戦後復興期、高度成長期、安定成長~バブル経済期、長期停滞期といった時代区分別に理解し、受講者の専攻分野に限定されない「大卒者としての常識的な教養」を身につけることを目的とします。
履修条件
科目の位置づけ(DPとの関連)  本科目は共通教育科目に位置づけられ、各学部学科のDPにある「幅広い教養」を身につけることを目的とします。
学修の到達目標 ●戦後の驚異的飛躍の背景となった、GHQ占領下の経済民主化・戦後三大改革について、簡潔に説明することができる。
●高度成長のメカニズムについて、簡潔に説明することができる。
●オイルショック後も、堅調な経済成長を続けることができたメカニズムについて、簡潔に説明することができる。
●バブル経済の発生と崩壊のメカニズムについて、簡潔に説明することができる。
●デフレーションのメカニズムについて、簡潔に説明することができる。
●経済学には、相対立する見方があり、とくに新古典派(サプライサイド派)とケインジアンとでは、それぞれの時代区分にたいする理解の仕方が異なっている、ということを理解する。
授業の方法  講義形式の授業です。履修者確定後は座席指定制とします。
 毎回授業の最後に今日の授業の要点にかんする練習問題を出題しますので、その解答を提出して、授業は終了します。そして次回の冒頭において、練習問題の代表的解答の紹介と解説を行い、前回の復習とします。これが毎回のスタイルです。
 授業で利用するプリントは、Learning Portalで配布します。
 
授業外の学修(予習・復習等)  前回利用したプリントをよく読んで復習し、とくに用語の意味と経済現象の発生メカニズムをしっかり理解してください。
 下記の参考書も役に立つでしょう。
テキスト・参考書  授業内において私が参考にした文献は逐次紹介しますが、さしあたり次の本を家庭学習用に挙げておきます。

参考書:中村隆英『昭和史(下)』東洋経済新報社、2012年、税込1008円
    吉川洋『高度成長』中央公論新社、2012年、税込864円
成績評価の基準・方法  およそ学期末試験70点、毎回の練習問題の提出状況30点の配点です。
 つまり、学期末試験だけでは、満点とっても70点しかないという、出席重視の(辛口)評価方法です。履修の選択の際には、注意してください。
この科目の履修にあたって  経済学が専門分野でない人でも学修できます。
 また、上記のような成績評価方法ですから、出席がかないそうにない人は避けたほうがいいでしょう。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 経済学の予備知識1(GDPとは何か)

経済成長をとらえる代表的な指標がGDPです。GDPとは何かについて。

第2回 経済学の予備知識2(国際収支とは何か)

日本は途上国時代には国際収支の赤字に経済政策が制約される苦しみを味わい、他方先進国化したあとは国際収支黒字にたいする諸外国からの批判に苦しみました。国際収支とは何かについて。

第3回 戦後復興(1945~1955年)1

財閥解体、農地改革、労働改革について。

第4回 戦後復興(1945~1955年)2

傾斜生産方式と価格差補給金、ドッジラインと朝鮮戦争特需、外資に関する法律について。

第5回 高度成長(1955~1970年ころ)1

高度成長という時代について。

第6回 高度成長(1955~1970年ころ)2

成長会計分析と、高度成長のメカニズムに関する新古典派(サプライサイド派)の説明について。

第7回 高度成長(1955~1970年ころ)3

高度成長のメカニズムに関するケインジアンの説明について。また経済成長と環境問題について。

第8回 1970年代までの国際状況

ブレトン・ウッズ体制とその終焉、日本における貿易・為替の自由化と「国際収支の天井」について。

第9回 安定成長期(1970~1985年)

オイルショック、輸出主導型成長と貿易摩擦、減量経営・省力化投資について。

第10回 地価・株価バブルの発生(1985~1991年)

大企業の銀行離れと金融機関の不動産融資への拡大、背景としての国際収支黒字縮小をねらった内需拡大政策、土地利用と金融の規制緩和について。

第11回 バブルの崩壊1990年代初頭)

金融引き締めへの転換、不良債権問題について。

第12回 長期停滞期(1992年~)

デフレーションのメカニズムについて。

第13回 戦後日本の国家財政の推移

巨額財政赤字に至る歴史について。

第14回 アベノミクス(2013年~)

異次元の金融緩和政策を中心に。

第15回 総括

全体を振り返り、総括します。